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動物病院とシェルターを併設した愛護団体です。飼い主のいない犬猫たちに不妊手術と医療を!! 老猫・傷病猫100匹の保護猫がシェルターで暮らしています。 救えるのは皆の愛!応援して下さい! 心ある獣医さん、ボランティアさん、募集中!
 川崎区保健所と飼い主のいない猫達の世話をするボランティアさんの会合
2007年12月16日 (日) | 編集 |
12.12(水)AM10:00~12:00

川崎区保健所より担当者二名、川崎区内の野良猫の不妊手術と管理をされている10名のボランティアさんが集まり始めての会合を持ちました。

なかなか周囲の人達に認めてもらえず辛いことにも耐えながら毎日飼い主のいない猫達の世話をしている人達は、初めて現状を保健所の方に話そうとすると日頃の思いから涙する人達もおりました。
保健所の担当者様は、終始、ひとりひとりの話しをよく聴いて下さいました。
行政の方に聞いていただいた事などないのです。聴いていただけたというだけでどれほど嬉しかったことでしょう。気持が楽になったことでしょう。
現状の話しをした後は、これからの希望や今できること、行政にして頂きたいことなどの意見が出されました。
・町会長さんの集まりで保健所から飼い主のいない猫に対する扱いを啓蒙していただきたい。
・苦情の場所などがあったら、保健所に間にはいっていただき地域のボランティアさんを紹介したり地域からボランティアさんを募ったりする。町会から御願いして皆で飼い主のいない猫の世話や管理をするかたちにしたい。
・地域でバザーなどを行い、活動費用を作るのも住民参加で意識向上につながるのでやってみたい。
・公園での飼い主のいない猫によるトラブル防止や遺棄犯罪防止、動物愛護法の周知、愛護精神向上のために、保健所が作成した看板を区内全公園出入り口に設置する(ボランティアがポスターをラミネートしたものを保健所と南部公園事務所の許可の上で設置する。)
・活動時には腕章や名札を付け地域に活動を知っていただき啓蒙しながら広げていく。
 腕章、名札を作ってみる事にしました。

初めての会合でしたが、早速、第一歩が踏み出せました。
これから回を重ね、充実させていきたいと思います。
川崎区保健所様、ありがとうございました。

当会では、地域の皆様との協力で、年内あと60匹の野良猫不妊手術を実施致します。

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 区民と行政の協力で
2007年11月26日 (月) | 編集 |
昨日の里親会で、カレンちゃんは里親さん決定。後は、12月3日のお届け予定です。
今日、保護した方から電話がありました。田舎から戻り、子猫の里親が見つかったか心配で電話がきたのかと思いましたら、それもありますが話しは二つ。

ひとつは、「警察から電話があって・・」 「ドキッ」 「南部公園事務所と連携して、子猫が捨てられていた公園にポスターを貼ってくださるそうです。それから、南部公園事務所がまた他にもそのような公園があったらポスターを貼りますから言ってくださいと言っていたそうです。」
「エーッ、すごいー。それ、川崎の人、みんなに聞かせてあげたい。イエー、全国の人に聞かせてあげたい。すごいですよ。それだけで大きな効果がありますよ。捨て猫減りますよ。手術してくれる人も増えるし、大人も子供も動物愛護法のポスター見て、動物を捨てることは悪いことなんだよ。」自然に啓蒙されてそれが当たり前のこととして皆に知られれば、遺棄も虐待も減っていきますよ。野良猫の不妊手術や世話をしている人も、怒鳴られるの恐れて隠れてなんてやらなくても、もっと堂々と活動しやすくなって一層地域の環境改善につながります。

とても、ステキな連携ですね。
区民、警察、保健所、南部公園事務所このパターンが定着するように努めましょう。
遺棄犯罪をなくすために、野良猫がいるためにおきる苦情やトラブルを減らす為に、動物愛護精神を高める為に、協力しましょう。
このために、この四者が対立しなければならないようなことは何もありません。
気持ちよく協力すれば、互いに助かり、地域環境はよくなります。
川崎区保健所が作成して下さったとても良い看板が出来ています。
それに警察の名前を入れていただいたり、問題の起きている公園に掲示して頂いたりして皆で地域をよくしていきましょう。
子猫を保護した一川崎区民の行動で救われたのは一匹の命にとどまらず、今後にも大きな影響を与えます。
警察や行政に電話することはとても勇気のいることですね。
でも、一度で駄目なら二度、きっと、通じるわかってもらえると信じて話して下さい。
私などは、わかってもらえるまで納得いくまで諦めません。
で、子猫を保護された川崎区民様、よくやって下さいましてありがとうございました。

で、二つ目の話とは・・「近くの〇〇屋さんところに野良猫がいっぱいいて、野良猫?のお母さんが子猫5匹位連れて来てるって・・」
それは、自分で行って事実関係よく調べてからですね。「猫がいっぱいいる所に無責任な餌やりあり」餌だけあげて不妊手術は中途半端、野良猫を増やしている事が多いですから。

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 遺棄虐待犯罪は警察へ通報を!
2007年11月23日 (金) | 編集 |
11月22日、川崎区内でご近所の野良猫等の不妊手術や世話をされている方から、帰郷している間保護した子猫を預かって欲しいと頼まれ引き受けました。今週、近くの公園に捨てられた1ヶ月位の子猫で目がぐしゃぐしゃだったのですぐ病院に連れて行って治療したそうです。
みるみる元気になって貰い手さん見つかりませんかと相談されました。
「どれどれ、どんな子でしょう。」
karen071123.jpg

「あらー、たまみちゃんにそっくり。」
たまみちゃんは6月に里親に恵まれたおちびちゃん、立派に育てていただいて今月もう不妊手術を受けました。写真を引っ張り出してみると、
tamami.jpg

「ほらー、そっくりでしょ。」まさか、たまみちゃんのお母さんがまた次の子を生んで、また子猫が捨てられたんじゃないでしょうね。
子猫だけ捨てられているのはおそらく不妊手術をしない無責任な飼い主によるもの。
繰り返される場合が多いから何とか遺棄した犯人を突き止めたい。

今度の子は、「かれんちゃん」と名付け、里親さんを探すことになりました。
保護された方はご自身で川崎臨港警察署に電話をして地域課の担当者に「子猫が遺棄された公園に貼り紙などをして欲しい。」と申し入れたそうです。

ちょうど10日程前に私が猫の遺棄の扱いについて申し入れたばかりでしたので、きちんと対応して下さったかなと期待したのですが・・・ 残念。
「警察では、それはできません。」と言われたそうです。
ムッ、何もしないってこと。警察として出来ることは、川崎区保健所や南部公園事務所と連携してやるって言ったばかりなのに。
保護した方も納得できずまた翌日電話したそうです。よしよし、みんなが声を上げないと動かない。相談課の方が対応したそうです。
私の時と同じ順番、私の時と同じ担当者かしら。
もしかしたら動物愛護法なんてないみたいなこと言った同じ担当者か、違う人かわかりませんが、今度はきちんと丁寧に対応して下さり、連携してやりますと感じよくおっしゃったそうです。
それで、保護された方、「田舎から帰ったらどうなったかまた確認の電話をします。」と言っておいたそうです。私より、よくやりますね。

犯罪は許さない。動物遺棄は、警察に通報しましょう。みんなの声が必要です。

沖縄古波蔵交番の「犬のお巡りさん」 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000017-ryu-oki

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 遺棄虐待犯罪は警察へ通報を!
2007年11月19日 (月) | 編集 |
2007.11.12
またも、捨て猫、またまた捨て猫といった感じです。ゴミ捨て場にダンボールに入れられた子猫、夜のうちに置かれたのでしょうか。朝、出勤してきた近くの会社員が発見し、だれか連れて行ってくれないかと悩んでいたそうです。時間は流れても誰も連れて行ってはくれず、このままではゴミの収集車がダンボールごと持っていってしまうだろう。当会に連絡が来ました。当会は、川崎臨港警察署に連絡をし、現場へ向かう事に。

所轄は、臨港警察署 
受け継がれたのは地域課だそうです。猫が捨てられているとのことですので、来ていただきたいのですが・・。
猫ー。猫は、保健所。あー、ウン。全くやる気のない応対。
電話を切って相談課に動物担当の上の人に繋いでくださいというと、また出たのは同じ人。
そしてまた、また、あー、ウン、あ、そー。今、交番から行かせましたヨー。
これでも上の人だというのだから酷い対応があったものです。
相談課も同じく、動物愛護の法律なんてないようなことをいってました。。
どれ程地域に捨て猫が多く、問題になっているのか全く知らないようです。
そして現場に来た交番の人も、猫は保健所という。
何で警察を呼ぶのか不思議らしい。
猫を遺棄することは犯罪でしょう。動物愛護法というのがあるんですよ。
そういうのを聞いたことはありますが。
私は、犯罪なのですから犯罪を犯した人を見つけるのは保健所ではなくて警察の仕事でしょうと申し上げました。法律があることも知らないなんて、これほど足元に猫の遺棄犯罪が沢山あるのに今まで扱ったこともないんですか。
ありません。知らないことは知らないと言ってるではないですか。と開き直り。
これではいけないなという謙虚さは全く見えない。
困って電話してくる人に対して、猫は、保健所に電話してくださいでいつも終っているのでしょう。
そこに、動物の遺棄という犯罪がある事に気付いてもいない、少しは、仕事に誇りを持って欲しいと思いました。猫はどうするのか、私は、引き取りますよというと、拾得物扱いにするかどうするかわからないのでこれから帰って調べてきます。
引き取りたいなら交番に来て手続きをして下さい。
警察が、きちんと扱ってくださるならそれでいいですよ。
それはできない。
朝から置かれていて食べてないんですよ。人としての心の問題です。
警察の仕事ではないとか仕事以前の問題です。
そして、猫置いたまま帰ってしまいました。本当に、川崎臨港警察の動物愛護法に対する認識は著しく低いと感じます。

しばらくして、川崎臨港警察署生活安全課部長から電話を頂きました。私のことは、覚えていて下さいました。私もよく覚えております。タカトリ公園の虐待猫ガンちゃんの事件を扱って下さった方です。
その後、写真を撮りきちんと扱ってくださるとおっしゃるので子猫を連れて川崎臨港警察署をお訪ねしました。大変、親切に対応していただきました。




神奈川県川崎臨港警察署 生活安全課
巡査部長様


本日、11月16日、川崎区保健所課長様に面会致しました。

 地域に頻繁に起きている動物遺棄に対し、警察や公園事務所と連携して動物遺棄犯罪防止のための、看板やポスター等 を作っていただきたいことを申し上げました。

 結果、現在、川崎区保健所が本年度作成致しました動物愛護法の看板に保健所と所轄警察を入れたものA3版ほどのものをラミネートをかけて公園や遺棄された場所に掲示できるよう進めてくださるそうです。

 尚、部長様がおっしゃられましたように予算につきましては、保健所と南部公園事務所でご相談いただけるとのことです。作成にかかる費用や労力はボランティアでも協力させていただきますとお伝えいたしました。

 保健所の了解が頂けましたので、先日の子猫遺棄の場所に掲示させていただきます。

① は警察へのお願いです。
② は動物遺棄があった場所への貼り紙ですが、このようなものを貼るだけでも効果がありますので、今後、お願いできたらと思います。
③ 看板、ポスターです。

まず法律を知って頂く事で、遺棄防止の効果は非常に高いと思われます。
保健所課長は、個人的には警察署の名前が入るのが一番効果があると思いますとおっしゃられておりましたが、私もそう思います。

また、課長から「臨港警察は他の動物の件でもやって下さってますよ。」と伺いまして嬉しく思いました。連携してやりますとおっしゃってくださいました。

部長様も保健所と連携してとおっしゃって下さり、保健所の課長様も警察と連携してとおっしゃって下さり、小さなことでもできる方向に向くことは前進です。縦割り行政という言葉に冷たさを感じている中、行政の中で連携してと言う言葉を聞くのはとても温かみを感じました。
  いろいろとありがとうございました。
  今後とも、宜しくお願い申し上げます。
     平成19年11月16日    『犬猫救済の輪』 結 昭子





①警察署へのお願い

この度は、話しをお聞き頂きましてありがとうございました。
皆様が、部長様のような対応ができるようであって頂きたいと思います。
改めて、申し上げます。
警察に電話する市民の方は、困ったことがあって警察を頼って電話をします。
「あー、そー、ウン」口の利き方、横柄な対応は非常に悪いと思いました。改める必要があるのではないでしょうか。
猫の遺棄、虐待は、犯罪です。
動物に関わることについて保健所との連携は必要です。
その中で、それぞれの役割を果たして下さい。
事件等に関係した動物の処遇については保健所にも役割があります。
しかし犯罪を取り締まるのは保健所ではありません。警察の仕事です。

遺棄、虐待の通報があった時は、犯罪の発生と思われそれを扱うのは警察の仕事である事を担当部署全員に周知してください。猫の遺棄は、地域に頻繁に起きている問題です。結果、不幸な命が発生したり住民のトラブルや苦情を招いています。「動物の愛護及び管理に関する法律」が知らないでは困ります。担当部署全員が勉強し周知してください。

結果として犯人が見つからない場合でも、遺棄のあった場所に情報を求める貼り紙をしたり、保健所と連携して警察署の名前の入った遺棄防止のためのポスターを貼るなどすることで、同じ人物にまた次の犯罪を犯させない効果があります。また、多くの人の目に留まり啓蒙されることで動物愛護精神が高まり遺棄、虐待の犯罪防止に役立ちます。

命ある猫の扱いについては、動物愛護法に基づき市民や動物愛護団体、保健所と連携して生存できるようにしてください。これは、環境省指針でもあります。

地域の動物犯罪が無くなりますよう、市民の声に耳を傾け、動物犯罪の取り締まり、犯罪の防止に警察が積極的に取り組んでいただけます様、今後共、宜しくお願い申し上げます。

平成19年11月16日  犬猫救済の輪  代表 結 昭子




②動物遺棄があった場所への貼り紙の例(過去に他地域で貼られた物です)

      情報を求めています

平成  年 月 日、この場所に遺棄されたと思われる子猫がダンボールに入れられ放置されていました。 

現在、『動物の愛護及び管理に関する法律』違反の疑いで警察署で捜査をしていますが、捨てた者又は捨てたところを目撃された方は幸警察署まで通報して下さい。       

       幸警察署 生活安全課
            防犯生活経済係 044-548-0110 内線263

③遺棄犯罪防止のためのポスター、看板


沖縄古波蔵交番の「犬のお巡りさん」 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000017-ryu-oki


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