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動物病院とシェルターを併設した愛護団体です。飼い主のいない犬猫たちに不妊手術と医療を!! 老猫・傷病猫100匹の保護猫がシェルターで暮らしています。 救えるのは皆の愛!応援して下さい! 心ある獣医さん、ボランティアさん、募集中!
 浪江町のパンダ君
2011年05月24日 (火) | 編集 |
※ NHK ETV特集 「ネットワークで作る放射能汚染地図」

放送の最後に、飼い主を全力で追ったパンダ君、

http://www.youtube.com/watch?v=3pP8AB6Ued4

この番組があったことも知らずに、犬猫救済の輪では、警戒区域になる最後の最後の時間にパンダを保護していました。

DSC066.jpg

浪江町の救出要請のあった猫達はまだ取り残されている猫もいて、何度か保護に行きました。その時、どこからか現れてずっと車を追ってきた犬がいました。いつも車は衰弱した犬や捕獲器の猫でいっぱいで乗せて帰れず、閉鎖され警戒区域となる最後の最後の時間、この子のことが気になって気になって、残してなんていけない、なんとしても保護したい。車の音で、出て来てくれることを祈って、浪江町を走りました。
パンダ君は、出て来てくれました。追ってきました。

けれど、いざケージに入れようとすると入りませんでした。手をかけようとすると逃げるのです。
リードで輪を作り、顔からかけてあとずさりするパンダ君をここで放したら最後と、車と乗っていた板などで囲い込むようにしてやっとのことでケージの中へ入れることができました。
少し離れた距離にいた黒い犬は警戒心が強く保護できませんでしたが、今回、飼い主様が直接保護することができたとのことです。が、猫がまだ8匹残っているそうです。

浪江町で要請を受けた場所も保護できていない猫が取り残されています。
助けに行きたいです。



パンダは、羽田から空輸で石川県の団体さんに。
猫ぽっかぽっか!プラスわん
http://blogs.yahoo.co.jp/kumakitiji/63195387.html



時間がたつほどに、悲しみ苦しみつのるばかりです。
今私が一番納得いかない事は、被災動物たちを受け入れるシェルターがいまだに用意されない事です。
被災動物のシェルター、受け皿を用意するという重要な役目は誰がするべきことなのでしょうか。




犬猫救済の輪TNR日本動物福祉病院は、小さな力ですが、
東北関東大地震による被災動物に手を差し伸べたいと思います。 

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五十歳の志から五年 「今、思うこと」
 「犬猫救済の輪」 「TNR日本動物福祉病院」 代表 結 昭子





「TNRってなあに?」  Trap (捕獲し) Neuter(不妊手術を施し) Return(元の場所へ戻す)
 
◆TNR日本動物福祉病院では、被災動物の救済活動に伴い、獣医アルバイト(週一日以上)を募集しております!!
 メールフォームより、お問い合わせください。

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