FC2ブログ
動物病院とシェルターを併設した愛護団体です。飼い主のいない犬猫たちに不妊手術と医療を!! 老猫・傷病猫100匹の保護猫がシェルターで暮らしています。 救えるのは皆の愛!応援して下さい! 心ある獣医さん、ボランティアさん、募集中!
 富士見公園猫シェルターに関する公開質問状
2007年08月16日 (木) | 編集 |
平成19年8月16日
川崎市長    阿部孝夫殿
環境局局長   丸山 學殿
環境局緑政部長 村上豊比古殿
環境局緑政部公園管理課長   大谷雄二殿
環境局緑政部南部公園事務所長 小川忠幸殿

〒210-0834神奈川県川崎市川崎区大島  犬猫救済の輪 結 昭子  
〒191-0002東京都日野市新町    動物たちの会    杉本 等   
〒145-0071東京都大田区田園調布 NPO法人ねこの代理人たち 中村 光子 
〒241-0822神奈川県横浜市旭区さちが丘 NPO法人横浜アニマルファミリー 野中正子


川崎市行政による富士見公園全面改修工事に伴う保護猫シェルターに関する公開質問状

私共、各動物愛護団体は、2006年4月より現在まで、富士見公園改修工事のために放置をよぎなくされた多数の犬猫の不妊手術、保護、里親探し等に尽力してまいりました。行政との話し合いも一定の方向性を持って進め、官民協力の下に動物の命を犠牲にすることなく良い方向に進んで来られましたことは人道的な観点、動物愛護の観点からも、大変素晴らしいことと思っております。しかしながら、行政にも諸事情はおありかと存じますが、ここまでの経過の中で約束事が守られないなどいくつかの大きな問題もありました。
そして、今年7月、南部公園事務所小川所長よりお呼び出しがありました。
内容は、富士見公園猫シェルターは違反との国からの通達もあり2007.7月をもって強制撤去との内容でした。これに対し、今までの経過から到底納得できるものではありません。その後、南部公園事務所宛てに、メールにて再三のご質問をさせて頂いておりますが、回答を頂いておりません。不誠実な対応といわざるを得ず大変残念です。
前期におきましては、南部公園事務所所長とは「動物も人間も同じ命」という意識確認もでき南部公園事務所自らが啓蒙のポスターを作製設置して下さるなど、少しづつですが前向きに協力体制を築いてまいりました。後退することなく一歩づつ前に進めたいと強く希望しております。
改めて申し上げます。行政は、現状をよく認識されました上で、適正な処置をお願い申し上げます。多くの公園という現場において多数存在する野良猫を公園管理事務所が管理していくのが困難であるなら動物愛護法を熟知された上で地域の住人ボランティア、愛護団体等の協力を求め良好な関係で協働していく事が望ましいのではないでしょうか。他の多くの公園でも起きている猫問題をどのように解決していくのか方針を具体的にご回答下さい。また、富士見公園猫シェルターに関しましては、7月をもって強制撤去といいながら、その時点で猫達の生命を維持するための設備はどこにも用意されておらず、猫の給食等にあたる人手の手配もまったくありません。言われた通りにボランティアさん達が、7月で手を引いていたら猫達は餓死しています。私達が認められていないシェルターに入り動物の世話をすることが例えば不法侵入などの違反となっても、私達は、行政が再び放置している猫が餓死する事がわかっていて見捨てることはできません。シェルター設置場所に関しては2006年9月、この場所を公園部分から外す公示をしていなかったことが、新聞により川崎市の条例違反であると指摘されました。法律を守りながら、堂々と行なうべきことであり、今回そのような不手際がないようお願い申し上げます。
誠意あるご回答をお待ち致しております。ご回答は、文書にてお願い申し上げます。
回答に時間を要します場合には、期限を付してその旨をご連絡ください。尚、お返事が頂けない場合は、動物愛護法に基づき、私共、関係動物愛護団体は協力して当初の約束通り引き続き猫達の適正飼養と譲渡に努めてまいります。
※ 別紙、南部公園事務所小川所長宛てに送りました、メールの内容を添付致しました。

2007.7.2  南部公園事務所への手紙②
南部公園事務所小川所長様 荒川様
結論から申し上げます。最初の約束を守り、シェルター期限延長処置を速やかにとって下さい。それはまた、今日現在の富士見公園の現場状況に対し最も適切な処置と思われます。それが、現場を管理する南部公園事務所の役目と思います。

2006年4月、川崎市行政による富士見公園全面改修事業のため、生きる場所を失った約150匹の犬猫に対し、行政の責任として人道的救済処置をとるよう要請致しました。4月25日要望書提出、回答は7月28日でした。要望書内容を再度明記しておきます。

要 望 書              平成18年4月25日
川崎市長 阿部孝夫 殿                                              
川崎において世界的なアメリカンフットボールの大会が開催されますことは名誉なことです。それに、伴い、隣接する富士見公園全体が解体され、コミュニティガーデン、プールを備えた市民広場、子供広場と立派に生まれ変わることを、その表面だけ見れば素晴らしいと言えるでしょう。しかしながら、この大事業の陰に、公園で暮して来た180人のホームレスさんはシェルターに入り、捨てられ細々と生きてきた、残される推定150匹の犬猫は、生存権を失います。食することも生きる場所も失い、富士見地区、大島地区等の民家に溢れ出た命が、近隣に及ぼす野良猫による新たな問題発生も危惧しております。この度は、市議会議員の仲介により、私共の申し入れに対応して頂き、ありがとうございます。必要な対策を緊急にとられるよう強く要望します。命に優しい、まちづくりをお願い致します。
1、動物が命あるものであることを認識し、動物愛護法を遵守すること。
この大プロジェクトには、総工費〇〇億円の予算を計上し、例えば、相撲場の改修費だけでも1500万円が予算化されているそうです。にも、かかわらず、ホームレスさんに飼われている多くの犬猫が存在していることを知りながら、命ある動物をどうするかについては、まったく対策がとられておらず、予算化もされていないのは問題です。「一寸の虫にも五分の魂」人も動物も同じ命。社会的弱者への尊厳を忘れてはいないでしょうか。痛み、苦しみ、悲しみ、孤独、弱者の立場に立って、物言えぬその叫びを聴こうとしてください。動物愛護法に基づき、人道的な方法で緊急に対策をお願いします。
1) 緊急に、不妊手術を実施すること
私達は、私達が、不妊手術をするので助成金を出してくださいとお願いしているのではありません。私達は、次々に生まれてくる子猫の発生を防ぐ為に、やむをえず緊急処置として一部の猫に不妊手術を施しました。川崎市行政が実行するプロジェクトが引き起こす問題に対して、市は、責任を持って、市が全額負担して緊急に不妊手術を実施してください。このような問題は、今まで、市内何処でもあったことのはずです。その都度、川崎市は、行政として責任ある対策をとらず、人間により悲惨な目にあった野良猫を見るに見かねて餌を与える人に対して、行政の責任を、すべて市民に押し付けてきたのです。にもかかわらず、自分が捨てた訳でもない野良猫に対し、多額の自費で不妊手術を施す善意の市民に対し、助成金支援の協力さえしない現状(別紙に一例)です。
2) ホームレスさんのシェルター敷地内に犬猫緊急避難シェルターを設置し、里親に出すこと
食べ物、住みかを失った猫たちは、哀れにも、飢えて力尽きるまで餌を求め、民家に溢れ出すことは必至です。地域では、現在も野良猫をめぐるトラブルが多発し大きな問題になっています。
3)犬猫緊急避難シェルターを適正に管理すること(ホームレスさんの中にも、管理できる人もいます。)
4)保護できない猫については、不妊手術を施したうえで、餌やり場所の設置と管理をすること(同様に、ホームレスさんの中にも、管理できる人もいます。)
5)子供たちには、実践を通して、命の大切さを教えてください
小学生の子供達が、毎年、何十匹もの子猫を拾い、公園のホームレスさんのところに持って来ます。捨てられた子猫を家に連れて帰れば、親に捨ててきなさいと言われるからです。学校の先生に相談しても、保護や里親探しなど力を貸してもらえないからです。保健所に連れて行けば、殺されることを知っているからです。ホームレスさんに、ここで飼ってくださいとお願いして、学校の帰りに会いに来ている子供達も何人もいるのです。立派な公園ができても、猫ちゃんたちはどうなったの。何処へ行ったの。子供達は、傷つくでしょう。子供達は、命の大切さを、大人の言葉ではなく、行動から学びます。共生とは程遠い、物言えぬ弱い立場の命を犠牲にしたプレゼントは、素敵なプレゼントとは言えません。子供達の健全な育成にはつながりません。この大プロジェクトが、真の意味で世界に誇れるものとなることを祈ります。
そして、環境局他、川崎市との話し合いを重ね、経過はホームページにも記してあるとおりです。
本来全て行政が行なうべきこととして要望してまいりましたが、予算がないの繰り返しで進まず、結局、死んでいく命を見捨てることはできないと愛護団体側が、環境局が最終的に出した条件を飲んだのです。
 最終的な条件とは、
1.シェルター用地の提供(36㎡では狭い為拡大する)
2.期間は1年では里親は決まらないため、1年ごとに延長処置をとる。
3.水道の配管は衛生上の問題から絶対に必要であり、水道設備(シンク台)の取り付けまで、電気配線までは、行政が行い、使用料も行政持ちとすること。
4.あとの、かかる費用、シェルター建設費、備品、動物のフード、トイレの砂、治療費、全てボランティアの負担とする。
       以上、確認書を作成し、二団体が署名捺印する。
       私達は、この約束を破っておりません。約束を守っていないのは川崎市です。
この時、環境局に読売新聞の取材が入ったときいております。そして何の説明もなく勝手に通知書などという全く内容の違うものを送りつけられたのです。何も悪い事をしているわけではありません。環境局と読売新聞の関係は私共にはわかりません。しかし、このような約束事が一方的に破られ、市民に不利益を与えたり、嘘の内容の通知書を環境局局長名で送り付け、効力があるなどというのは職権乱用も甚だしく許されることではないと思います。つまり、局長名でハンコを押せばそれは効力があるというのですから、例えば、借りてもいないお金を「貴方に貸した100万円を支払いなさい。」と書いてハンコを押して送りつければ効力があるということです。もしもこのような行為が川崎市行政内で頻繁に行なわれているとしたら大変な問題です。この通知書の時、愛護団体が耐えたのはこれ以上少しでも時間がかかったら公園の猫達は助からないというギリギリまで追い詰められていたときだったからです。

 南部公園事務所様
そもそも、公園管理の仕事ができていたならば180人のホームレスさんも150匹の犬猫たちも公園に暮してはいなかったでしょう。きれいな公園であったなら〇〇億も税金を使う必要はなかったでしょう。
ここまでの、私達の活動をどう認識されているのでしょうか。
ここまでの行いで何が問題になっていますでしょうか。
公園の猫は全てに不妊手術を施し、捕獲保護し、ほぼゼロと言ってよい状態になり、近隣から猫の苦情が寄せられているのでしょうか。
シェルターが、臭いや鳴き声で苦情が来ているのでしょうか。
里親がすぐ決まらないのは愛護団体の怠慢だと苦情がきているのでしょうか。
猫のシェルターは邪魔でどうしようもない。壊してしまえと苦情がきているのでしょうか。
       民意は何処にも見えてきません。

スタート前ならどうなるのか心配もあったかもしれません。しかし、今の状況は、皆にとって一番良いのではないですか。それとも、猫を公園に戻しまた餌やりをする人が来たり、糞の問題で苦情が出たり、新たに捨て猫があったりした方がよいのでしょうか。それを、南部公園事務所は、しっかり管理していけるのでしょうか。私達も、1日も早く富士見公園を終えたいのが本音です。大変ですから。そうできるよう協力しなければとは考えられませんか。テニスに来る方達に見ていただけるように公園事務所に里親募集のポスターを貼るとか。こちらがやってきた事に対し、行政は何をされましたか。私達は精一杯やっています。最初から里親がすぐに決まらないことなどわかっていたことです。動物愛護を仕事としている川崎市動物愛護センターが年間何匹の猫を里親に出しているか確認されて下さい。150匹の猫を里親に出すのにどれだけの期間が必要かわかるでしょう。行政が仕事としてもできない事を、ボランティアに強いるのはやめて下さい。私達は、ホームレスさんの自立センターと同じ5年を要望いたしました。最後に残った猫を私共が引き取ることまで責任を持ったとしても最低3年は必要でしょう。ましてシェルターができたのは2006年、10月です。
 南部公園事務所様、現場を熟知している皆様が現状を上層部にしっかり伝え、今一番必要な処置、つまり、最初の約束を守り、延長処置を速やかにとって下さい。それが、現場を管理する南部公園事務所の役目と思います。面会での話しでは、国からの通達がありシェルターは違反なのでできないという理由でしたが、この件につきましては、疑問だらけですので、次回の手紙で書かせていただきます。


2007.7.6
南部公園事務所への手紙③

南部公園事務所小川所長様
         荒川様

2点申し上げます。
1点 南部公園事務所に置かれましては、現場を直接管理する立場から現状どうすることが公園管理上もっとも良いのかご判断をお願い申し上げます。私共の考えは猫達が里親にいけるよう官民協働で努め、1日も早く達成し、本当の意味で富士見公園改修工事に伴う猫たちの救済活動を終了できるようにしたいと考えております。そのためのシェルターであり目的達成まで法律に則って速やかに更新手続きをするべきと考えます。南部公園事務所様のお考えはいかがでしょうか。

現場の問題を一番よく把握しているのは現場を管理している南部公園事務所です。南部公園事務所様が1年以上の経過と現状から、適切な判断をし、上層部に上げることがまず必要です。「里親も思った以上に順調に決まっているようですが、目的を達成するまでにはまだ時間が必要ですので更新手続きをしなくてはいけませんね。」「それでは、そうしましょう。引き続き、協力をお願いします。」そのようにいくのが無駄のない普通の流れと思いますが、南部公園事務所様においても、同様のお考えであって頂けますなら、そのようになりますよう努めてください。

2点 障害になっているのが上からの通達であるなら、上からの通達については、はっきりした詳細をつかみませんと、全く理解できません。
国=国交省の通達について詳細を明らかにしてください。
いつ、( 年  月  日)
国交省の誰が、(名前フルネーム  性別   )
誰に(受けた人の部署、名前)
どのような方法で(電話、FAX、他)
通達内容は(記録があれば、公開して下さい。できる限り、詳細にお願い致します。)

この2点につきまして、お返事、宜しくお願い申し上げます。
                         
犬猫救済の輪 結 昭子   

2007.7.17
南部公園事務所への手紙④
公開質問状

南部公園事務所小川所長様
           荒川様

2007.7.6にメールを送っておりますので、ご確認をお願い申し上げます。
質問2点につきまして、お返事をお願い申し上げます。


お返事を頂き、それで解決できればよしと思っておりましたが、時間が経過し7月も半ばを過ぎ、猫達の処遇につきましては大変危惧しておりますので、更に、質問を1点加えさせて頂きます。

シェルターを強制的に撤去するというのであれば、既に、猫達の次の一時保護施設は用意されていなければならないものと考えられますが、猫達はどうするのでしょうか。小川所長様の話しでは、ホームレス自立支援センター敷地内を検討とのことでしたが、具体的にはどうなっていますでしょうか。猫たちを遺棄することは当然動物愛護法違反であることは周知のとおりであり、では、動物愛護法に則り、どこで、だれが、どのように適正飼養されるのでしょうか。

前回の質問と合わせ、3点のご回答を至急お願い申し上げます。

           2007.7.17             犬猫救済の輪 結 昭子


banner_02.gif にほんブログ村 猫ブログへ d_01.gif
一日一回ポチポチッと動物愛護をすすめましょう。
スポンサーサイト





コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック