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 ☆「エーラスダンロス」のwillちゃん、手術の経過は
2015年08月18日 (火) | 編集 |
☆「エーラスダンロス」のwillちゃん、手術の経過は

TNR日本動物福祉病院で、8月1日に手術が行われました。
過去10回にも及ぶ縫合手術では、抜糸のころが近づくと、なんとしても傷口は開いて元に戻ってしまったそうです。
そうならないようにするにはどうしたらよいか、そうなった時にはどうするかを、獣医師チームと方針を立ててwillちゃんに本格的に細やかな医療を施していきます。

背中の上部で縫合する前に筋肉面の大きな穴を縫合して塞ぎました。
そして皮の部分を少し剥がして上部に持ち上げて縫合します。
上部が開いてしまった時、下まで落ちていって元に戻ってしまわないように、縫合した部分より1㎝以上下部でも数か所、筋肉と皮を糸で縫って止めます。吸収糸は使いません。
縫合部は、過去の報告から糸の部分から開いていくとのことですので、糸がとれた場合も少しでも開くのを抑えるために医療用接着剤も用いました。

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次の日も次の日も、傷口を注意深く観察していきます。
1日目、2日目、「なんでもないんじゃないの」と言いたくなるくらい異常なし。
5日目、ハッとしました。
傷口がジクジクしてきています。

焦らず獣医とじっくり検討です。
抗生物質追加で化膿を抑え、明日までの24時間の変化を見る。

通常早ければ抜糸も可能になる6日目、糸の所から一箇所、二カ所と皮が切れて傷が広がる恐れあり。
全く聞いていた通りです。同じことを繰り返したくない。みんなで知恵を絞ります。
1日で大きく悪化することから、最善の処置を検討。
以前の病院の報告から、どうなるか経過を見ることにあまり意味はなく元に戻ってしまうだろうと考えられる。
傷口を広げない状態で時間を保つことで、筋肉と皮がついてくれるのを待つことに。
傷が開いた部分のみ数針縫合。この時、willちゃんの傷の近くの皮は痛みを感じていない。

7日目、経過はよくない。傷の部分は、縫合した糸の部分から開いてしまう。

8日目、前日より、広がってしまっている。このままでは明日は更に悪化するだろう。
皮が下まで落ちないように途中で留めている糸はまだ保たれている。
しかし、筋肉と皮の間はまったくくっついていないことがわかった。



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このままではだめです。
みんなで、考えて考えて、傷を広げないで保つには。
結果、再度、縫合手術に踏み切りました。
しかし、普通のやり方では駄目。
まず、縫合した時、広がる方向に引っ張られないように、筋肉部分を縮める手術。縮めた上に皮を被せるので引っ張られない。
その状態で縫合するのですが、右からと左からの皮を寄せて糸で結んだのでは、皮が切れてしまうことが分かったので、もうこのやり方はノー。
そこで、左から持ってきた皮の内側と右から持ってきた皮の内側を合わせてフォチキスで止めたように横に縫合する。



8月1日に続き、8月9日、傷口が大きく広がりきらないうちに、二度目の手術を実施。
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来週は、保護主さんが、面会に来ます。
きっとこの傷が塞がると信じて、毎日毎日、みんな一生懸命だよ。
がんばろうね。willちゃん。幸せにしてあげたいよ。





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