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 拡散!!☆茨城県へのご提案  犬猫殺処分ゼロを迅速に達成するために 即効性のある方法  
2017年04月24日 (月) | 編集 |

茨城県へのご提案
犬猫殺処分ゼロを迅速に達成するために
     即効性のある方法  


茨城県が殺処分ゼロ達成を目指して条例を可決された上に、予算を大きく獲得されたことにつきまして、大変なご尽力の賜物と感謝申し上げます。
 犬猫救済の輪は、川崎市と神奈川県の登録譲渡団体であり、附属TNR日本動物福祉病院は、川崎市と横浜市の猫の不妊去勢手術推進事業協力登録病院であると同時に、ご縁を頂き、貴県茨城県動物指導センターから犬猫の譲渡を受けております。こうした経験から、どうしたら茨城県で殺処分ゼロが迅速に実現できるのかについて、以下ご提案させていただきます。

平成27年度環境省資料では茨城県の犬猫の引き取り数4083頭、殺処分総数が3450頭、そのうち猫が2209匹(うち離乳していない幼猫が2048頭)でした。
要するに犬猫総殺処分数のうち約6割が幼猫だということです。幼猫を救命すること、幼猫を生み出さないことが殺処分減の早道です。

1)幼猫を生み出さないために
幼猫を生み出さないために不妊去勢手術に力を入れてくださるとのことですが、米国の研究ではその地域の約70%以上の猫を手術して初めて猫の数が増えないとされています。大量に迅速に手術するにはどうしたらよいか、助成金の額、支払方法等工夫が必要です。より多くの猫の不妊手術を実施することで良い結果になりますので、手術費を全額助成するよりも一部を助成することで、多くの人に知っていただきTNRをより多く実施していただけることで効果が上がります。手術による繁殖制限では大量に迅速に手術を行いませんと緩やかに殺処分が減る効果はありますが、即効性には欠けます。

2)幼猫を救命するために
早期に殺処分ゼロを実現するために、今着手すると良いのは、収容される幼猫の救命です。今殺処分となっている約2000匹ほどの幼猫を助け譲渡すれば、殺処分の割合が現在収容数の80%であるのに対して、50%まで減ります。救命のためにはミルクをやって育てる人員(特に夜間)が必要です。ここで頑張って2~3か月まで育てていただければ譲渡に繋げます。殺処分減に即効性がある方法です。

以上の理由で、特に2)の幼猫の救命に予算を用いるのが、最も有効性、即効性があると考えます。


茨城県動物指導センター現状説明
人員の確保や勤務時間体制などが確保されていないため、現在、センターに到着した幼齢猫は、育てられないことを理由にほぼ即日、薬殺されています。
27年度では、2209匹(うち離乳していない幼猫が2048頭)という全国でもワーストのおびただしい数にのぼっています。

殺処分ゼロを目指すと言いながら、実際には、到着したら即殺処分、猫たちにしてみれば、殺されるために集められている現状なのです。
4月20日、犬猫救済の輪では茨城県動物指導センターから27頭の猫の譲渡を受けました。事前に申し入れて、生かしておいていただき、三日間で収容された猫たちです。事前に申し入れる理由は、センターに直接行っても、前日収容の幼猫は殺処分されてしまっているので引き取る猫がいないからです。

この生かしておくということは、センターで生かす体制ができていない今、職員さんたちが家に持ち帰り、夜の間2時間おきの哺乳をするという大変な労働、ボランティアを強いられることになります。とてもありがたいことですが、今週も引取りたいのでまた生かしておいてくださいと頻繁に言えるでしょうか。職員さんたちが、連日自宅で夜の哺乳をしなければ生かせないのでは、職員さんたちの日中の仕事にも支障が出るでしょうし、何日も続けられることではありません。

職員さんもボランティアも望む殺処分ゼロは、茨城県年間約2000頭の、現実に収容される幼猫に昼も夜も継続してミルクを与える職員を確保していただくことで、生かして譲渡することで、実現可能になります。

動物愛護のための予算を、
1番に、「生かさなければ実現しない殺処分ゼロ」に、その現場でありますセンターでの生かす体制づくりに充てていただけますこと。
次に、県内の不妊手術推進は、手術費の全額助成ではなく、一部助成として、限られた予算でいかに多くの猫たちに不妊手術を施し、望まれない命が生まれることを未然に防ぐかが、茨城県の犬猫殺処分ゼロ達成への近道と考え、ご提案させていただきました。宜しくお願い申し上げます。




茨城県の動物愛護にご尽力くださってる議員の先生方、茨城県生活衛生課、センターの皆様、
お話をさせていただきながら、殺処分ゼロに向けて進んでいきたいと思います。

H29.4.24  犬猫救済の輪TNR日本動物福祉病院 代表 結 昭子
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