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 知夫村訪問報告 横浜アニマルファミリー
2008年02月16日 (土) | 編集 |
NPO法人 横浜アニマルファミリー
野中理事長 知夫村訪問報告

島根県知夫村のタヌキ駆除を中止するため、現地へ交渉しに行って来ました。

島根県・隠岐諸島の知夫村で、タヌキ約2000匹が農作物を荒らすなどの被害が後を絶たず、村が大規模な駆除に着手しました。
もともとは村おこしのためにつれてこられたタヌキ2匹が繁殖したものです。

作物の被害を防ぐ対策をすればいいことであり、何も殺す必要はありません。

島根県隠岐郡知夫村には他方面から中止の声が届き一旦は中止したものの、1月30日から再開しているということを犬猫救済の輪代表・結さんより電話がありました。余りにも内容が見えない為、現地に行く事に決まりました。

2月9日
私の車は軽自動車なので雪の長距心配でしたが、車の点検をし、スノータイヤに履きえるなどの準備を終えてから結さん宅で合流。
タヌキの為に、いざ出発!
途中交通規制が有りましたが無事境港に到着しました。

一日半かけて、村の各地区をスピーカーで流しながら村民の声とタヌキの被害状況を見て回り、議員宅にも伺い、子供達にも聞き込みをしました。

たっぷり愛護の観点から又村の将来の為に、人としてのモラルを訴えました。

2泊三日の最終日、役場に行き、留守で面会出来なかった影原村長と矢田産業課長等にお会いし、単刀直入に色々お話出来ました。


私、野中が今回の件で感じた事を率直に書きます。

まず村の産業についてわかったことは、
1、村の主な産業は水産業と畜産で水産業は島外移住者も多く近年は女子が海に出るケースも多いと言う。
2、畜産は放牧による牛馬の肉用繁殖経営が占めている、野菜栽培は島内自給自足用として作られている。
ということでした。

実際に回って見たところ、家庭菜園程度の規模の家が多く、その大半は自己防衛がきちんと出来ているようでした。
作り手はお年寄りが多く、防護が甘い所の被害が若干多く見受けらました。

お話を聞いたところ、タヌキさんの分と自分の分を作り、自分の分のみ防護柵を作ってあるお宅なども有り、チョッと微笑ましく思いました。
ただ一人、本土で息子さんと同居し野菜を取りに来てる方は怒ってました。防護柵はしっかり出来て、被害は見受けられませんが、動物が苦手な方は何処にでもおりますから仕方有りません。

畜産でのタヌキによる被害は牛馬の餌を食べてしまうと言う事ですが 餌箱がかなり高くなっていて、囲いもしてある所もあり、自己防衛は出来る内容でした。

2日間、知夫村をぐるぐる回って出会ったタヌキは二匹でした。
1時間半もあれば回れてしまうこの島に2千匹ものタヌキが居るのかしら?が実感。島の人のお話ですと、昨年は台風が来なかったので山に木の実があるためタヌキは見当たらないとのことです。

国からの応援プロジェクトで、畜産に3年間で4千9百万円の補助金が出て、農業に3百15万円の助成金と、村でタヌキ殺処分に予算百万円を組んでいるそうです。
これらの税金を正しく使えばタヌキの高さ1mの金網防護柵1戸(多くても3~5万円位)など個人負担無しで出来るはずです。
タヌきは利用されているのでは?が私の率直な感想です。
もともとタヌキ1匹いなかった、この島にプレゼントされた、つがいのタヌキのずさんな管理の元、二匹手を取り合って逃げ出したのが60年前。
何の対策も成されず、繁殖が繰り返されて現在に至ります。
・・・観光目的で餌付けされたり、被害で助成を引っ張る金ずるなのでは?



猫の横浜方式と同じです。
「野良猫、飼い猫殺して何ぼ」の行政。
「野良猫を不妊手術で減らすのはボランティア」と市民の自費。

猫を処分して、1匹につき1万円弱の費用が税金から指定獣医師に支払われます。野良猫が減ったら、指定医師は困ります。

どこもかしこも行政が腐り切っています。
いつも犠牲になるのは、市民や村民と物言えぬ動物達です。

知夫村の村長のあの言葉、「自分は村民が選挙で選んだ。だから自分の意見は村民の意見である。間違っている事を強く指摘はしてきた」が、情けない限りです。
村民の意見、要望、を吸収し村議会で審議し、解決に向け村民の為に努力し結果を出して行くのがトップの仕事と思っていました。税金から給料を頂いてる訳だから。
しかし皆さんはタヌキを殺して欲しいとは言ってません。

村民のタヌキ駆除の賛成は15件でした。ただ、力ある農業委員が駆除申請の用紙を持って各家庭を回っていた為、村民は賛成を書かざるを得なかった可能性もあるので、無記名での賛否のやり直しを村長に強く要望し、お願をいたしました。
村長始め同席していた産業課の方も納得して下さいましたので、結果が出る事を期待してます。

動物救済の輪の結さんは車酔いとの戦いの中テープに録音したりマイクで訴えたり、小さい体で頑張り、本物の愛護を再確認しました。

神奈川県にも愛護団体が数ありますが行政と足並みを揃えている為に、動物行政の悪い体質改善をより遅らせる原因になっています。

色々な未解決問題を数抱え、頭のハエも追えず、寝る時間も取れない自分が、なぜこんなにとんでもなく遠く来た事も無い島根県に居るのか、ボーっと考えたりしました。
こんな終わりの無い事に毎日追われながら私の人生は終わるのかな~。正しいこと訴えれば過激、狂暴とレッテル貼られ、悲しいやら悔しいやらの動物行政と戦いながら、最後まで止まれずにやりかけで終わるのかな~ 。誰かに頼まれた訳でも無いし・・許されるなら、もう一回別の人生をやりたいな~などと思う近況です。

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全国の皆様へ、
影原村長の考え方に対し、知夫村へ皆様のご意見をお寄せくださいますようお願い申し上げます。

※また引き続きこのページは更新させていただきます。


 知夫村役場
〒684-0102島根県隠岐郡知夫村1065番地
村長室TEL 08514-8-2345
知夫村役場 08514-8-2211
FAX 08514-8-2093
E-Mail ocean-dream@chibu.jp
影原正美 村長

島根県隠岐郡知夫村の地図


島根県庁へご意見をお届けください。

1)知事への提言
teian@pref.shimane.lg.jp

2)島根県広聴広報課
 住所:〒690-8501島根県松江市殿町1番地
 電話:0852-22-5771
 FAX:0852-22-6025
 Eメール:kouhou@pref.shimane.lg.jp


3)島根県農林水産部鳥獣対策室、山下室長
島根県農林水産部森林整備課鳥獣対策室 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
E-mail: shinrin@pref.shimane.lg.jp Tel: 0852-22-5160 Fax: 0852-22-6549

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個人情報は、知夫村タヌキ駆除中止の嘆願書として知夫村にお届けする以外に使われることはありません。意見、要望、感想の欄のみ一部ネット上に公開させていただきますことをご了承下さい。
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★『犬猫救済の輪』
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