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動物病院とシェルターを併設した愛護団体です。飼い主のいない犬猫たちに不妊手術と医療を!! 老猫・傷病猫100匹の保護猫がシェルターで暮らしています。 救えるのは皆の愛!応援して下さい! 心ある獣医さん、ボランティアさん、募集中!
 =2007年多摩川台風被害ご支援者の皆様へ=お礼と収支報告
2008年03月11日 (火) | 編集 |
多摩川台風9号 被災動物義援金 お礼と収支報告

                                    収支報告はこちらより

  =2007年多摩川台風被害ご支援者の皆様へ=

台風9号被災動物救済活動ご支援者の皆様にお礼を申し上げます

2007年9月、台風9号被災動物救済活動におきましては、ご支援者の皆様より義援金をはじめ多くのご支援と励ましを賜りました。
大変、遅くなりましたがボランティアの協力により収支報告ができました。
ご報告をさせていただきますと共に、改めて厚く御礼を申し上げます。

この台風災害で沢山の猫たちの命が失われました。多くのホームレスさんが暮す多摩川河川敷での救済活動は、初めての一般のボランティアさんが足を踏み入れるには危険な場所も多く、終始、限られた少ないボランティアさんで連日の救済活動、復旧作業が続きました。上流で流された猫達の情報ばかりが入る中で、行方不明の猫達の生存を願い、泥に足を奪われ体の痛みを抑え、不眠不休の精神にも肉体にもきつい労働が続きました。

仕事もできず、医療費、保護費、フード代の心配も大きく頭を悩ませていた時、すぐに全国の皆様からのご支援が続々と届き、気持を切り替え、1匹でも多くの救命にと全力で取り組む事ができました。復旧作業も進み12月には、皆様にご報告とお礼を申しあげたいと思っておりました矢先、12月に入り島根県タヌキくくり罠捕獲撲殺処分というショッキングなニュースに、またも残酷に殺されていく命の救済優先の選択をせざるをえず、事務処理一切が手につかず今日に至ってしまいました。

ご支援者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。沢山の義援金の額に、動物を助けてあげたいという皆様の暖かい優しいお気持を改めて実感いたしております。
何とか命拾いした被災猫達も里親にいけた子は少なく、今も尚、河川敷でホームレスさんたちにすがり生きております。

2007年11月末までの収支報告で、¥430,118 の余剰金が出ました。
今現在も保護されております猫たち、ホームレスさんの小屋で世話をしてもらっている猫達、多摩川河川敷下流の一部だけでも約100匹の猫が生存しておりフード代をはじめ維持費がかかりますが、大切な余剰金の使途につきましては今後の災害も踏まえ検討させていただきました。

台風による多摩川氾濫は、今後近い将来にもありえることが十分に考えられ、河川敷に暮らすことの生命の危険度は非常に高いです。多摩川に捨てられた犬猫は不妊手術の徹底には努めているものの里親探しは難しくなかなか数は減りません。
そのため河川敷に暮す猫たちを保護し里親に出していけるよう保護施設(アニマルシェルター)が一日も早く必要と痛切に感じております。
災害時の緊急避難場所、捨てられた猫の一時保護など、シェルターがあれば命は救えます。そして、里親の道も開かれます。

当会では、1日でも早い時期でのアニマルシェルター設立を目指すことと致しました。
多摩川義援金の余剰金 ¥430,118 をスタートにアニマルシェルター設立基金を設けます。

アニマルシェルターは、災害時緊急避難場所・愛護センター引き出し動物の保護場所・里親に出すのが困難な老猫傷病猫・なついていない猫等の終生飼養などに使われます。

この度の、大災害の被災動物たちへの多大なご支援に深く感謝申し上げますと共に、引き続き、飼い主のいない不幸な動物たちの救済に皆様の暖かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

   2008年3月10日
              犬猫救済の輪  代表  結 昭子




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