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 連携で助けられる命
2008年03月11日 (火) | 編集 |
11日、愛知県動物管理指導センターとボランティアさんとの話し合いは、人にも動物にも良い方向にまとまったのでしょうか。

当会の地元、川崎市動物愛護センターのHPにはここ数日、途切れることなく放浪犬等の保護収容情報が掲載されています。
保護収容情報であり迷子犬を探している飼い主のための情報提供というのが一番の目的ですが、最初から捨てられた犬であったり野犬であったならば飼い主など待っても現れるはずもなく、捕獲=殺処分でその間、生存のチャンスはどこにも与えられません。

そこで、川崎市動物愛護センターでは、収容された犬に飼い主がいなかった場合や収容期日までに飼い主が名乗り出なかった場合、川崎市内外の引取りを希望される個人及び団体に契約を交わし譲渡をします。

今日、当会では本日までに収容期日になっていた三頭の犬に飼い主が現れなかった場合の引き取りを申し出ておりましたのでセンターに電話を入れましたところ、いづれも飼い主が現れたり、飼い主の現れなかった犬には譲渡が決まりましたとのことでした。

特に、中型犬より大きい雑種の犬は都会の小さな保護場所しかない当会にとっては引取りが厳しい時もあります。
今回も、どこにお住まいの方であれ、どこの団体であれ、川崎市動物愛護センターとの話し合いで「何とか大切な命を救う方法はないだろうか」という前向きな姿勢で譲渡が成立したことは本当に嬉しいことです。
センター職員の素晴らしい仕事ぶりと、助けてあげたいという譲渡希望者の熱意で、期日を過ぎた犬の命が救われた事にご尽力いただいた双方の皆様に感謝致します。

当会では、電話で担当職員様からこの嬉しい報告を伺ったあと、このあとに続いて収容されている犬達の譲渡希望を申し入れました。

行政だけで助けろと言っても無理な事、個人の力だけでも不足、連携すれば助かる命。
収容=殺処分ではない。収容保護、それからどうなるかは関わる人しだい。

愛知県の気になる野犬捕獲。もっと事前にボランティアさんとの連携をとるべきではなかったのでしょうか。動物愛護法に基づく「命ある物」としての命を尊重した扱いをして頂きたい。子犬がいる可能性はないのでしょうか。いるなら子犬保護が先でしょう。
そうでなければ最初から殺す目的での捕獲と思われても仕方ない。
捕獲はまず保護目的で行なわれ、捕獲後は最大限、生存の機会を与えるのが動物愛護行政に携わる者の仕事でしょう。それには、ボランティアさんと事前によく情報交換をし連携協力することが不可欠です。

今からでも遅くはありません。
住民を守り、犬の命も守るために、官民協力して最善を尽くされてください。助けられる命です。


どうぞ、皆様のお声をお届けください。
豊田動物管理指導センター 0565-58-2323



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