
2008年05月03日 (土) | 編集 |
5月4日(日)犬猫里親会
ペットスマイル蒲田店 店頭にて12時~17時 雨天決行
福島県 熊の捕獲罠設置に、皆様のご意見をお願い致します
福島県在住の方から、現在、あまりにも理不尽なクマ捕獲ワナの設置が行われているという情報があり、皆様にも関係機関に対して意見を送っていただきたく、ご連絡させていただきました。
【状況】
●5月1日の晩7時頃、福島県二本松市の民家で、軒先にできたハチの巣を目当てに、体長1mくらいのツキノワグマが来た。おじいさんの代からハチの巣があるが、今回初めてとのこと。
●現場は、山の中。ポツポツと民家がある。小学校が近くにある。
●ハチの巣は、玄関の床下にできていた。その民家では、ハチが出てこないように板でカバーをしていた。そのカバーがクマによって剥がされた。今回の被害は、このカバーが剥がされたということ。
●急遽現場に駆けつけた関係者が、被害に逢われた家の方に、「ハチの巣を撤去しない限り、またクマが来るので、ぜひ撤去していただきたい」と話したところ、「1万円くらい費用がかかる」とのことだった。会員が「それなら自分たちが費用を出すことも考えられる」と申し出ると、「蜂蜜が取れるので、9月まで待ってほしい。すぐには撤去しない」とのことだった。
●5月1日に、民家が地元の猟友会と警察に相談したところ、県から捕獲許可権限が下り、地元の猟友会が、ドッグフードを使い、クマ捕獲用のドラム缶オリを設置した。捕獲されたクマは、殺されることになる。
【問題点】
○ハチの巣(誘引物)を撤去しない限り、クマは来続けます。1頭捕獲したとしても、また別のクマが来てしまいます。また近くには小学校もあり、住民や子どもたちのためにも、まずは寄せ付けない対策としての誘引物の撤去が必要です。
○本来、有害駆除は、誘引物の撤去や柵の設置等、様々な対策を行った上で、どうしてもやむを得ない事情があるときにのみ、行うものです。
今回のケースは、クマによる被害を防ぐ、根本的な「誘引物の撤去」を行わないのに、駆除の許可権限が出されてしまっています。生態系保護上も人道的にも非常に問題です。
○捕獲許可権限を持つ福島県、実際に担当する福島県北地方振興局および二本松市は、被害民家等の住民に十分な指導をしないまま、安易な捕獲を行おうとしています。
○福島県では、ツキノワグマ推定生息頭数845頭のうち、2005年度、2006年度、2007年度の3ヵ年だけでも、合計576頭ものクマを捕殺しています。
今回のような杜撰な駆除が暴走すると、ますますクマの絶滅に拍車がかかります。
○クマをはじめとする野生動物が里に出てくるようになったのは、
人間による山間地の開発や、行き過ぎたスギやヒノキの人工林化が原因です。
今回の現場も、一部には自然林が残っていますが、山のてっぺんまで
ブドウやリンゴの果樹園になっており、スギの人工林もあるところです。
生息地を失えば、クマはエサを求めて里に出て来ざるを得ません。
【意見お送り先】
●福島県庁 秘書課 chijikoushitsu@pref.fukushima.jp
県民提案 FAX 024-521-7934
環境共生総室(鳥獣保護担当) TEL 024-521-7210
●福島県北地方振興局
TEL 024-521-7624 FAX 024-521-7997(連休中のためか、今日は
電話はつながらない)
kenpoku.chihoushinko@pref.fukushima.jp
●二本松市
kohokocho@city.nihonmatsu.lg.jp
TEL 0243-23-1111(代表)
FAX 0243-22-5411(代表)
【ご意見例】
○クマを大量に捕殺している福島県で、これ以上クマを殺さないよう、また 地域住民への安全のため、強く被害民家の方に指導し、まずは誘引物 (ハチの巣)の撤去をすべき。(誘引物がなくなれば、もうクマは来ない。
殺さなくてもすむ)
○誘引物の撤去をしないのに、クマの有害捕獲オリを設置するのはおかしい。 直ちにオリを撤去してほしい。
○クマのような大型動物がいないと、豊かな森はできない。クマ捕殺は 地域住民の問題だけではなく、国民みんなの問題。
以上、お忙しいところ恐れ入りますが、ぜひともご協力くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

一日一回ポチポチッと動物愛護をすすめましょう。
★5月4日(日) 犬猫里親会
★シェルターの猫たち
★『犬猫救済の輪』
ペットスマイル蒲田店 店頭にて12時~17時 雨天決行
福島県 熊の捕獲罠設置に、皆様のご意見をお願い致します
福島県在住の方から、現在、あまりにも理不尽なクマ捕獲ワナの設置が行われているという情報があり、皆様にも関係機関に対して意見を送っていただきたく、ご連絡させていただきました。
【状況】
●5月1日の晩7時頃、福島県二本松市の民家で、軒先にできたハチの巣を目当てに、体長1mくらいのツキノワグマが来た。おじいさんの代からハチの巣があるが、今回初めてとのこと。
●現場は、山の中。ポツポツと民家がある。小学校が近くにある。
●ハチの巣は、玄関の床下にできていた。その民家では、ハチが出てこないように板でカバーをしていた。そのカバーがクマによって剥がされた。今回の被害は、このカバーが剥がされたということ。
●急遽現場に駆けつけた関係者が、被害に逢われた家の方に、「ハチの巣を撤去しない限り、またクマが来るので、ぜひ撤去していただきたい」と話したところ、「1万円くらい費用がかかる」とのことだった。会員が「それなら自分たちが費用を出すことも考えられる」と申し出ると、「蜂蜜が取れるので、9月まで待ってほしい。すぐには撤去しない」とのことだった。
●5月1日に、民家が地元の猟友会と警察に相談したところ、県から捕獲許可権限が下り、地元の猟友会が、ドッグフードを使い、クマ捕獲用のドラム缶オリを設置した。捕獲されたクマは、殺されることになる。
【問題点】
○ハチの巣(誘引物)を撤去しない限り、クマは来続けます。1頭捕獲したとしても、また別のクマが来てしまいます。また近くには小学校もあり、住民や子どもたちのためにも、まずは寄せ付けない対策としての誘引物の撤去が必要です。
○本来、有害駆除は、誘引物の撤去や柵の設置等、様々な対策を行った上で、どうしてもやむを得ない事情があるときにのみ、行うものです。
今回のケースは、クマによる被害を防ぐ、根本的な「誘引物の撤去」を行わないのに、駆除の許可権限が出されてしまっています。生態系保護上も人道的にも非常に問題です。
○捕獲許可権限を持つ福島県、実際に担当する福島県北地方振興局および二本松市は、被害民家等の住民に十分な指導をしないまま、安易な捕獲を行おうとしています。
○福島県では、ツキノワグマ推定生息頭数845頭のうち、2005年度、2006年度、2007年度の3ヵ年だけでも、合計576頭ものクマを捕殺しています。
今回のような杜撰な駆除が暴走すると、ますますクマの絶滅に拍車がかかります。
○クマをはじめとする野生動物が里に出てくるようになったのは、
人間による山間地の開発や、行き過ぎたスギやヒノキの人工林化が原因です。
今回の現場も、一部には自然林が残っていますが、山のてっぺんまで
ブドウやリンゴの果樹園になっており、スギの人工林もあるところです。
生息地を失えば、クマはエサを求めて里に出て来ざるを得ません。
【意見お送り先】
●福島県庁 秘書課 chijikoushitsu@pref.fukushima.jp
県民提案 FAX 024-521-7934
環境共生総室(鳥獣保護担当) TEL 024-521-7210
●福島県北地方振興局
TEL 024-521-7624 FAX 024-521-7997(連休中のためか、今日は
電話はつながらない)
kenpoku.chihoushinko@pref.fukushima.jp
●二本松市
kohokocho@city.nihonmatsu.lg.jp
TEL 0243-23-1111(代表)
FAX 0243-22-5411(代表)
【ご意見例】
○クマを大量に捕殺している福島県で、これ以上クマを殺さないよう、また 地域住民への安全のため、強く被害民家の方に指導し、まずは誘引物 (ハチの巣)の撤去をすべき。(誘引物がなくなれば、もうクマは来ない。
殺さなくてもすむ)
○誘引物の撤去をしないのに、クマの有害捕獲オリを設置するのはおかしい。 直ちにオリを撤去してほしい。
○クマのような大型動物がいないと、豊かな森はできない。クマ捕殺は 地域住民の問題だけではなく、国民みんなの問題。
以上、お忙しいところ恐れ入りますが、ぜひともご協力くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。



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