
保護活動をされていた方のご高齢と経済的な理由で、今後の飼育が困難となり引き取りを決めた猫たちです。
皆様からのご支援により現地佐世保から羽田までの空輸費用等を賄わせていただいておりますこと、深く感謝申しあげます。
コロナの影響で、空輸便にも支障が出たため、まだ継続中ですが、中間報告です。
到着した猫たちは、全てTNR日本動物福祉病院に入ります。
まずは、全身の状態を確認し、ノミ駆除やワクチン、ウィールス検査、血液検査等が行われます。
猫もあまり若くありませんが、なついている子は里親探しも頑張りたいと思っておりました。
しかし、保護されていた猫たちが一匹を除き全部猫エイズ陽性という検査結果に少し驚きました。
エイズがそれほど感染することは、今までの長い活動の中でも経験がなく考えづらいのですが、保護した猫が偶然エイズキャリアだったのかはわかりません。
このあとまだ引き取る猫たちも、エイズキャリアでない事を祈りつつも、キャリアである確率は高い事は心構えをしておかなくてはなりません。
また、保護されている猫たちだけの引取り予定でしたが、野良猫の世話もしていることがわかりこの事情も聴きましたところ、やはり引き取らなければならない状況でした。
ある敷地内にいるこの野良猫たちは不妊手術がされておらず、未手術のままこちらに搬送し当会で不妊手術を施す予定でしたが、やはり、捕獲や空輸便の確保が順調にいかず出産した猫がいるとの現地からの知らせがありました。
生んだ猫を残して他の猫の捕獲搬送を進めました。
到着した野良猫さんたちは、まだ若いですが、まったくなついていません。
一部の子たちは、当会のシェルターに入居しました。












いずれにしましても里親探しはなかなか難しいでしょう。
全頭当会で終生飼養となる可能性が高いです。
シェルターのボランティアさんたちは、本当に深い愛情で沢山の猫たちの日々のお世話をしております。
そして、一匹一匹の安心を支えて下さっているのがフォスターペアレント様の皆さまです。
フォスターペアレント様と、ボランティアさんたちがいて、シェルターの猫たちは大切にしてもらい幸せを感じていると思っています。
佐世保からの新たに迎えた猫たちや、他にも外で暮らしていけない傷病猫の保護が続いております。
引き続き、皆様のお力をいただき、少しでも多くの命を支えていただけましたら有難いです。
一時、わづかに保護数が減りましたが、現在また、シェルターと病院保護室、預かりボランティアさん宅を合わせますと160匹の保護猫の数になっています。
主食の缶詰やドライフード、また、医療費等の活動に関わります支援金のご協力をお願い出来ましたら助かります。
フォスターペアレント制度につきましてはこちらから ご覧になれます。是非、お検討ください。
飼い主のいない猫たちに温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。
◆支援金のお願い
支援金振込先
・郵便振替 口座番号 00240-3-17767 口座名義 犬猫救済の輪
・横浜銀行 大島支店 普通預金 口座番号 1189874 口座名義 犬猫救済の輪
郵便振替は、通信欄に使途目的( ・例イリョウヒ ・例 一般活動支援 ・シェルター支援)等と明記下さい。尚、銀行振込の場合、お名前の欄以外は通帳に記入されません。お名前の前に使途目的例 (・例イリョウ ・例イッパン・例シェルタ)等とご入力下さい。