
2021年09月18日 (土) | 編集 |
※意見のお届け先フォーム訂正あり
拡散希望!!
JFEホールディングス株式会社 代表取締役社長 柿木厚司様
「弱き者たち・猫達の地獄を終わらせてください」
※(以下、ご意見のお届け先フォーム訂正のお知らせです。)
言葉を持たない猫達に代わって、あなたの声を届けて下さい。
JFEへのご意見はこちらにお願いいたします。
メール https://wjeb.f.msgs.jp/webapp/form/20536_wjeb_24/index.do
① 問合せ種別は、CSRについてを選択してください。
②会社名、学校、団体名、所属部署名は、個人の方は、個人とご記入ください。
電話 03-3597-4321
郵送 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号(日比谷国際ビル28階)
猫達がいるのは海に囲まれ海底トンネルでしか本土に行けない人工島
川崎市川崎区 水江町・扇島・・JFEスチール東日本製鉄所構内です。(JFEホールディングス株式会社傘下)
ここには最低でも200匹以上、1000匹以上かもしれない猫達がいます。
不妊手術をされることなく、こうしている間にも猫は増え続けています。
構内は鉄の粉塵が舞っており、猫達の多くは汚い水を飲み劣悪な環境で病んでいます。車に轢かれて死ぬ猫も大変多いのです。
「猫を捕獲機に入れたまま海に沈めて殺している」「生まれたばかりの子猫を踏み殺した」という情報すらあります。
JFEでは一貫して「餌やり禁止」を掲げて、餌をあげている社員や業者を「犯人」と呼び監視カメラで見張りをして屈辱的な「始末書」を書かせています。
「今後、餌付けを行った者はこの職場では働かせることが出来ない」と通達されながらも猫達の世話をして下さっている方たちがおられます。
この方たちが居なければ、ほかに行き場のない人工島の猫達は餓死するしかありません。
海底トンネルを歩いていくことが出来ない猫達です。この場所で餌をもらわなければ生きていけません。
会社に不妊手術をしてあげてほしいと提案しても聞き入れてもらえず、出入り禁止と脅されながらも餌をあげてくれている人たち。
心優しい勇気ある人々もまた苦しんでいます。
JFEが敷地内の小さな命を粗末にし続けてきたことに抗議します。
このままでは何も解決できません。
飼い主のいない猫問題にどう対応するか、どう解決するかで、企業のレベルがわかります。正直、難しい問題ではありません。
今や大企業の多くが「共生」を掲げ動物福祉の分野で大きく貢献しています。
JFEホールディングス株式会社、柿木社長、
傘下のJEFスチール構内で何が行われているのかを知って下さい。
幸アニマルサポート と、犬猫救済の輪・TNR日本動物福祉病院は
JFEホールディングス株式会社に強く抗議するとともに、一刻も早く猫達を救い関係者の人権を守っていただくよう以下のような文書を送付いたします。
皆様へお願い
人工島で苦しみ続けている猫達のために、ご意見をJFEホールディングス株式会社に寄せてください。猫達の地獄を終わらせるためご協力ください。
※(以下、ご意見のお届け先フォーム訂正のお知らせです。)
言葉を持たない猫達に代わって、あなたの声を届けて下さい。
JFEへのご意見はこちらにお願いいたします。
メール https://wjeb.f.msgs.jp/webapp/form/20536_wjeb_24/index.do
① 問合せ種別は、CSRについてを選択してください。
②会社名、学校、団体名、所属部署名は、個人の方は、個人とご記入ください。
電話 03-3597-4321
郵送 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号(日比谷国際ビル28階)








JFEホールディングス株式会社 2021年9月17日
代表取締役社長
柿木厚司様
御社における動物福祉上の問題、及びそれに伴うパワーハラスメントにつきまして(報告と要望)
時下、ますますご清栄の段、大慶に存じます。
本日は御社の扇島敷地内で飼い主のいない猫達が御社の方針によって長年、動物福祉上深刻な状態に置かれていること、併せて社員や協力業者に対するパワーハラスメントともいえるご対応について報告させていただきますので、早急に改善されたくお願い申し上げます。
1)動物福祉上の問題
現在、少なくとも200匹以上の猫が構内至る所にいます。不妊措置がされていない為、猫は増える一方です。構内は鉄の粉塵が舞っており、猫達の多くは汚い水を飲み劣悪な環境で病んでいます。海底トンネルを抜けた人工島に居る猫達は海に囲まれ海底トンネルも歩けないので一生外には出られず行き場がありません。
以前より御社では猫を捕獲機に入れたまま海に沈め殺している等の情報がありました。最近では産まれたばかりの子猫を踏みつけて殺したとの情報もあります。また車に轢かれて多くの猫達が落命しています。
このような状況を放置され、餌やり禁止という誤った方法でしか対応がなされませんでした。そのため長年にわたり解決に至らず、不幸な猫が構内に増え続け動物福祉上、深刻な状況を引き起こしています。
2)社員、協力業者へのパワーハラスメント
「不妊措置、可能な限りの里親探し、適切な給餌給水により猫を適正数まで減らし管理し続けること」が今や、国、地方自治体の推奨する飼い主のいない猫問題の基本的な手法です。全国的にも、住宅地では「地域猫」「まち猫」、公営公園では「公園猫」、大学では「大学猫」など名称は様々ですが、管理者は行き場のない猫達を排除したり、給餌給水行為を禁止するのではなく、自らの社会的な責任において適切かつ人道的に管理しています。
その場合、猫に給餌給水をしている人たちは、不妊手術のための捕獲や病院への送迎、その後の適切な管理等の担い手として大事な役割を果たしています。
しかしながら御社では給餌給水をしている人からの「これ以上増えないように不妊手術をしてあげてほしい」という正当な提案も聞き入れておられません。
それどころか、御社では、その様な社員や業者の人たちへ「二度と餌やりをしません」という「始末書」を書かせたり、「犯人捜しをしている」と掲示したり、写真を撮影した上で「もう一度餌やりを見つけたら出入り禁止だ」と脅したりしています。
飼い主がいてもいなくても猫は法で定めるところの「愛護動物」であり、むやみに傷付け、劣悪な状況下に置くことは許されません。御社自体が主体性をもって有効な解決方法をとらないなか、行き場のない猫達を見かねた社員、業者に、屈辱的な始末書や出入り禁止を言い渡すことは「パワーハラスメント」である可能性が濃厚です。御社では重大な人権侵害が継続的に起きていると言っても過言ではありません。
2020年、政府は大企業に対してハラスメント対策を義務化しました。
社会で是とされている抜本的な解決法を無視し、給餌者に不当に圧力をかけるだけではこの問題の改善は望めません。
3)要望
企業としてこの問題を乗り越えた事例として平成17年からの「東芝」の事例があります。
今の御社と酷似した状況でしたが、当会も協力しながら解決に至っています。
現在は猫が2匹まで減りました。今後捨て猫などで猫の多少の増減はあるものの、対応策が決まっているので大きな問題は起こりません。
(当会の活動記録より)
http://inunekokyusainowa.la.coocan.jp/tosiba.htm
当時に比べれば、飼い主のいない猫問題の前述のような解決方法は、今や社会の常識といっても良いくらい国民に浸透しています。出口は明確に見えています。
世界的に、動物福祉に配慮しない企業が批判の的となっていることは多くの事例から明らかです。欧米では動物福祉に配慮しているかどうかが投資の指標の一つにまでなっています。食品、ファッション、医薬品、興行の分野でこの傾向は顕著ですが、あらゆる分野の企業に言えることです。
御社におかれては日本を代表する企業としての責任と品格をもって、小さな命を苦しめず、痛めつけず、働いている人たちの人権にも配慮したご対応を願ってやみません。
これらを踏まえ、以下の要望(提案)をさせていただきます。
要望1 (不妊手術の開始)
こうしている間にも増え続けています。一刻も早く不妊手術に着手してください。川崎市には不妊手術助成金制度等もあります。TNR日本動物福祉病院でも協力はいといません。
要望2 (不妊手術後の管理)
子猫などや人馴れしている猫には里親を見つけるようにしてください。
それ以外は基本、構内にリリースとなります。
要望3 (構内での秩序ある給餌給水の継続を認めること)
海底トンネルで分断された土地で、海に囲まれ、御社敷地以外に自ら移動出来ない猫の給餌給水を禁止すれば動物愛護法違反になる可能性があります。適切な給餌給水行為を認め、御社としても、安全な給餌場を用意する、猫に係る人たちのネットワークをつくる等、率先して猫の世話を行っていただくことで構内の衛生状態も良好に保てます。
要望4 (社員や協力業者への対応)
重大な人権侵害につながる恐れがある「始末書」「解雇をほのめかす言動」「監視カメラなどによる心理的な圧迫」などの実態を調査のうえ、早急に改善し、今後は協力者として丁寧な対応をして下さい。今後、何があってもこの問題によって、この方々を解雇や出入り禁止といった措置の対象にすることが無いよう充分に配慮してください。
要望5 (ご注意いただきたいこと)
① 猫を便利屋などに依頼して処分した場合は法違反となります。
② 「給餌するからには家に連れていけ」というのは財産権の侵害となります
③ 「給餌するからには給餌者が不妊手術をしろ」というのも同様です。
④ 猫を傷付けるなどの行為は法改正で罰則が強化された動物愛護法違反となります。
上記の方法で取り組めば、早ければ3年程度で効果が出ます。
当会及び当会病院、有志ボランティア市民の協力が必要ならば、協力いたします。企業の地域への責任(CSR)としても、構内の猫問題を人道的に解決していただきたく、早急にご対応のほどお願い申し上げます。
尚、これらの要望に対するお返事を1週間以内にメールあるいは文書にて賜りますようお願いいたします。といいますのも、日に日に、猫が増えますので、一日も早く手術に着手していただく必要があるからです。
又、大変勝手ではありますが、御社とのやり取りは全て当会のブログ、フェイスブックなどに公開とさせていただきます。
幸アニマルサポート
代表 浜田 幸
犬猫救済の輪・TNR日本動物福祉病院
代表 結 昭子
連絡先 banbihouse@nifty.com
川崎市川崎区大島1-28-15-1F
犬猫救済の輪・TNR日本動物福祉病院
(写真)
JFEスチール構内の猫達



車に轢かれた猫の死骸らしき写真(JFEスチールによる下記掲示物より)
給餌している人の責任ではありません。小さな命を守り環境を整備する努力を怠ってきた御社の犠牲となった猫達です。

JFEスチールによる掲示物
「エサを与えたければ家に持ち帰り感染症検査や避妊・去勢手術を受けさせてください」の文言は法違反です。早急に掲示をやめてください
民法では飼い主のいない猫は「無主物」であり、飼い主になる意志が無い人に対して猫の所有者になることを強要できません。また、家に連れて帰って飼養することを求めるのは、猫の終生にわたる飼養に係る費用(フード、医療費等、200万円前後かかるかもしれない)を押し付けることとなり、給餌者の財産権を侵害する不適切な行為と言えます。
不妊去勢手術も一般的に高額な料金がかかることであり、給餌者に強制すると、その人の「財産権の侵害」をしてしまうことにもなります。
(無主物の帰属)
民法239条-1項
所有者のない動産は、所有の意思をもって占有することによって、その所有権を取得する
(占有権の取得)
民法第180条
占有権は、自己のためにする意思をもって物を所持することによって取得する

始末書
深刻な人権侵害の可能性があります

通達・指示事項
「本格的な犯人さがしの為、監視カメラを各所に設置しはじめてきております」
という文言は看過できません。 企業の無策により劣悪な環境下に置かれている猫達の生命の維持のために給餌を行っている人たちを「犯罪者扱い」していることも、重大な人権侵害であり、名誉棄損となります。
◆ボランティアさん募集
猫たちに愛情を注ぎお世話に協力してくださるボランティアさんを募集しております。
AM7:00~PM24:00までの間、曜日を決めてのシフト制です。週1回より、1日4時間程度、詳細はご相談。川崎駅からバス10分徒歩2分、是非、ご参加を。お問合せは メールフォームより。詳細は電話になりますので、お電話の繋がる方。留守番電話可。
◆支援金のお願い
支援金振込先
・郵便振替 口座番号 00240-3-17767 口座名義 犬猫救済の輪
・横浜銀行 大島支店 普通預金 口座番号 1189874 口座名義 犬猫救済の輪
郵便振替は、通信欄に使途目的(・例イリョウヒ ・例 一般活動支援 ・シェルター支援)等と明記下さい。尚、銀行振込の場合、お名前の欄以外は通帳に記入されません。お名前の前に使途目的例 (・例イリョウ ・例イッパン・例シェルタ)等とご入力下さい。
拡散希望!!
JFEホールディングス株式会社 代表取締役社長 柿木厚司様
「弱き者たち・猫達の地獄を終わらせてください」
※(以下、ご意見のお届け先フォーム訂正のお知らせです。)
言葉を持たない猫達に代わって、あなたの声を届けて下さい。
JFEへのご意見はこちらにお願いいたします。
メール https://wjeb.f.msgs.jp/webapp/form/20536_wjeb_24/index.do
① 問合せ種別は、CSRについてを選択してください。
②会社名、学校、団体名、所属部署名は、個人の方は、個人とご記入ください。
電話 03-3597-4321
郵送 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号(日比谷国際ビル28階)
猫達がいるのは海に囲まれ海底トンネルでしか本土に行けない人工島
川崎市川崎区 水江町・扇島・・JFEスチール東日本製鉄所構内です。(JFEホールディングス株式会社傘下)
ここには最低でも200匹以上、1000匹以上かもしれない猫達がいます。
不妊手術をされることなく、こうしている間にも猫は増え続けています。
構内は鉄の粉塵が舞っており、猫達の多くは汚い水を飲み劣悪な環境で病んでいます。車に轢かれて死ぬ猫も大変多いのです。
「猫を捕獲機に入れたまま海に沈めて殺している」「生まれたばかりの子猫を踏み殺した」という情報すらあります。
JFEでは一貫して「餌やり禁止」を掲げて、餌をあげている社員や業者を「犯人」と呼び監視カメラで見張りをして屈辱的な「始末書」を書かせています。
「今後、餌付けを行った者はこの職場では働かせることが出来ない」と通達されながらも猫達の世話をして下さっている方たちがおられます。
この方たちが居なければ、ほかに行き場のない人工島の猫達は餓死するしかありません。
海底トンネルを歩いていくことが出来ない猫達です。この場所で餌をもらわなければ生きていけません。
会社に不妊手術をしてあげてほしいと提案しても聞き入れてもらえず、出入り禁止と脅されながらも餌をあげてくれている人たち。
心優しい勇気ある人々もまた苦しんでいます。
JFEが敷地内の小さな命を粗末にし続けてきたことに抗議します。
このままでは何も解決できません。
飼い主のいない猫問題にどう対応するか、どう解決するかで、企業のレベルがわかります。正直、難しい問題ではありません。
今や大企業の多くが「共生」を掲げ動物福祉の分野で大きく貢献しています。
JFEホールディングス株式会社、柿木社長、
傘下のJEFスチール構内で何が行われているのかを知って下さい。
幸アニマルサポート と、犬猫救済の輪・TNR日本動物福祉病院は
JFEホールディングス株式会社に強く抗議するとともに、一刻も早く猫達を救い関係者の人権を守っていただくよう以下のような文書を送付いたします。
皆様へお願い
人工島で苦しみ続けている猫達のために、ご意見をJFEホールディングス株式会社に寄せてください。猫達の地獄を終わらせるためご協力ください。
※(以下、ご意見のお届け先フォーム訂正のお知らせです。)
言葉を持たない猫達に代わって、あなたの声を届けて下さい。
JFEへのご意見はこちらにお願いいたします。
メール https://wjeb.f.msgs.jp/webapp/form/20536_wjeb_24/index.do
① 問合せ種別は、CSRについてを選択してください。
②会社名、学校、団体名、所属部署名は、個人の方は、個人とご記入ください。
電話 03-3597-4321
郵送 〒100-0011 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号(日比谷国際ビル28階)








JFEホールディングス株式会社 2021年9月17日
代表取締役社長
柿木厚司様
御社における動物福祉上の問題、及びそれに伴うパワーハラスメントにつきまして(報告と要望)
時下、ますますご清栄の段、大慶に存じます。
本日は御社の扇島敷地内で飼い主のいない猫達が御社の方針によって長年、動物福祉上深刻な状態に置かれていること、併せて社員や協力業者に対するパワーハラスメントともいえるご対応について報告させていただきますので、早急に改善されたくお願い申し上げます。
1)動物福祉上の問題
現在、少なくとも200匹以上の猫が構内至る所にいます。不妊措置がされていない為、猫は増える一方です。構内は鉄の粉塵が舞っており、猫達の多くは汚い水を飲み劣悪な環境で病んでいます。海底トンネルを抜けた人工島に居る猫達は海に囲まれ海底トンネルも歩けないので一生外には出られず行き場がありません。
以前より御社では猫を捕獲機に入れたまま海に沈め殺している等の情報がありました。最近では産まれたばかりの子猫を踏みつけて殺したとの情報もあります。また車に轢かれて多くの猫達が落命しています。
このような状況を放置され、餌やり禁止という誤った方法でしか対応がなされませんでした。そのため長年にわたり解決に至らず、不幸な猫が構内に増え続け動物福祉上、深刻な状況を引き起こしています。
2)社員、協力業者へのパワーハラスメント
「不妊措置、可能な限りの里親探し、適切な給餌給水により猫を適正数まで減らし管理し続けること」が今や、国、地方自治体の推奨する飼い主のいない猫問題の基本的な手法です。全国的にも、住宅地では「地域猫」「まち猫」、公営公園では「公園猫」、大学では「大学猫」など名称は様々ですが、管理者は行き場のない猫達を排除したり、給餌給水行為を禁止するのではなく、自らの社会的な責任において適切かつ人道的に管理しています。
その場合、猫に給餌給水をしている人たちは、不妊手術のための捕獲や病院への送迎、その後の適切な管理等の担い手として大事な役割を果たしています。
しかしながら御社では給餌給水をしている人からの「これ以上増えないように不妊手術をしてあげてほしい」という正当な提案も聞き入れておられません。
それどころか、御社では、その様な社員や業者の人たちへ「二度と餌やりをしません」という「始末書」を書かせたり、「犯人捜しをしている」と掲示したり、写真を撮影した上で「もう一度餌やりを見つけたら出入り禁止だ」と脅したりしています。
飼い主がいてもいなくても猫は法で定めるところの「愛護動物」であり、むやみに傷付け、劣悪な状況下に置くことは許されません。御社自体が主体性をもって有効な解決方法をとらないなか、行き場のない猫達を見かねた社員、業者に、屈辱的な始末書や出入り禁止を言い渡すことは「パワーハラスメント」である可能性が濃厚です。御社では重大な人権侵害が継続的に起きていると言っても過言ではありません。
2020年、政府は大企業に対してハラスメント対策を義務化しました。
社会で是とされている抜本的な解決法を無視し、給餌者に不当に圧力をかけるだけではこの問題の改善は望めません。
3)要望
企業としてこの問題を乗り越えた事例として平成17年からの「東芝」の事例があります。
今の御社と酷似した状況でしたが、当会も協力しながら解決に至っています。
現在は猫が2匹まで減りました。今後捨て猫などで猫の多少の増減はあるものの、対応策が決まっているので大きな問題は起こりません。
(当会の活動記録より)
http://inunekokyusainowa.la.coocan.jp/tosiba.htm
当時に比べれば、飼い主のいない猫問題の前述のような解決方法は、今や社会の常識といっても良いくらい国民に浸透しています。出口は明確に見えています。
世界的に、動物福祉に配慮しない企業が批判の的となっていることは多くの事例から明らかです。欧米では動物福祉に配慮しているかどうかが投資の指標の一つにまでなっています。食品、ファッション、医薬品、興行の分野でこの傾向は顕著ですが、あらゆる分野の企業に言えることです。
御社におかれては日本を代表する企業としての責任と品格をもって、小さな命を苦しめず、痛めつけず、働いている人たちの人権にも配慮したご対応を願ってやみません。
これらを踏まえ、以下の要望(提案)をさせていただきます。
要望1 (不妊手術の開始)
こうしている間にも増え続けています。一刻も早く不妊手術に着手してください。川崎市には不妊手術助成金制度等もあります。TNR日本動物福祉病院でも協力はいといません。
要望2 (不妊手術後の管理)
子猫などや人馴れしている猫には里親を見つけるようにしてください。
それ以外は基本、構内にリリースとなります。
要望3 (構内での秩序ある給餌給水の継続を認めること)
海底トンネルで分断された土地で、海に囲まれ、御社敷地以外に自ら移動出来ない猫の給餌給水を禁止すれば動物愛護法違反になる可能性があります。適切な給餌給水行為を認め、御社としても、安全な給餌場を用意する、猫に係る人たちのネットワークをつくる等、率先して猫の世話を行っていただくことで構内の衛生状態も良好に保てます。
要望4 (社員や協力業者への対応)
重大な人権侵害につながる恐れがある「始末書」「解雇をほのめかす言動」「監視カメラなどによる心理的な圧迫」などの実態を調査のうえ、早急に改善し、今後は協力者として丁寧な対応をして下さい。今後、何があってもこの問題によって、この方々を解雇や出入り禁止といった措置の対象にすることが無いよう充分に配慮してください。
要望5 (ご注意いただきたいこと)
① 猫を便利屋などに依頼して処分した場合は法違反となります。
② 「給餌するからには家に連れていけ」というのは財産権の侵害となります
③ 「給餌するからには給餌者が不妊手術をしろ」というのも同様です。
④ 猫を傷付けるなどの行為は法改正で罰則が強化された動物愛護法違反となります。
上記の方法で取り組めば、早ければ3年程度で効果が出ます。
当会及び当会病院、有志ボランティア市民の協力が必要ならば、協力いたします。企業の地域への責任(CSR)としても、構内の猫問題を人道的に解決していただきたく、早急にご対応のほどお願い申し上げます。
尚、これらの要望に対するお返事を1週間以内にメールあるいは文書にて賜りますようお願いいたします。といいますのも、日に日に、猫が増えますので、一日も早く手術に着手していただく必要があるからです。
又、大変勝手ではありますが、御社とのやり取りは全て当会のブログ、フェイスブックなどに公開とさせていただきます。
幸アニマルサポート
代表 浜田 幸
犬猫救済の輪・TNR日本動物福祉病院
代表 結 昭子
連絡先 banbihouse@nifty.com
川崎市川崎区大島1-28-15-1F
犬猫救済の輪・TNR日本動物福祉病院
(写真)
JFEスチール構内の猫達



車に轢かれた猫の死骸らしき写真(JFEスチールによる下記掲示物より)
給餌している人の責任ではありません。小さな命を守り環境を整備する努力を怠ってきた御社の犠牲となった猫達です。


JFEスチールによる掲示物
「エサを与えたければ家に持ち帰り感染症検査や避妊・去勢手術を受けさせてください」の文言は法違反です。早急に掲示をやめてください
民法では飼い主のいない猫は「無主物」であり、飼い主になる意志が無い人に対して猫の所有者になることを強要できません。また、家に連れて帰って飼養することを求めるのは、猫の終生にわたる飼養に係る費用(フード、医療費等、200万円前後かかるかもしれない)を押し付けることとなり、給餌者の財産権を侵害する不適切な行為と言えます。
不妊去勢手術も一般的に高額な料金がかかることであり、給餌者に強制すると、その人の「財産権の侵害」をしてしまうことにもなります。
(無主物の帰属)
民法239条-1項
所有者のない動産は、所有の意思をもって占有することによって、その所有権を取得する
(占有権の取得)
民法第180条
占有権は、自己のためにする意思をもって物を所持することによって取得する

始末書
深刻な人権侵害の可能性があります

通達・指示事項
「本格的な犯人さがしの為、監視カメラを各所に設置しはじめてきております」
という文言は看過できません。 企業の無策により劣悪な環境下に置かれている猫達の生命の維持のために給餌を行っている人たちを「犯罪者扱い」していることも、重大な人権侵害であり、名誉棄損となります。

◆ボランティアさん募集
猫たちに愛情を注ぎお世話に協力してくださるボランティアさんを募集しております。
AM7:00~PM24:00までの間、曜日を決めてのシフト制です。週1回より、1日4時間程度、詳細はご相談。川崎駅からバス10分徒歩2分、是非、ご参加を。お問合せは メールフォームより。詳細は電話になりますので、お電話の繋がる方。留守番電話可。
◆支援金のお願い
支援金振込先
・郵便振替 口座番号 00240-3-17767 口座名義 犬猫救済の輪
・横浜銀行 大島支店 普通預金 口座番号 1189874 口座名義 犬猫救済の輪
郵便振替は、通信欄に使途目的(・例イリョウヒ ・例 一般活動支援 ・シェルター支援)等と明記下さい。尚、銀行振込の場合、お名前の欄以外は通帳に記入されません。お名前の前に使途目的例 (・例イリョウ ・例イッパン・例シェルタ)等とご入力下さい。