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 「宮島の鹿」 植物学研究者の見解
2008年08月16日 (土) | 編集 |
植物学研究者の見解 「有害な植物を食べなければならないほど、シカが飢餓に瀕していると思われる」

広島県宮島および対岸の廿日市におけるシソ近縁野生種レモンエゴマの探索
http://www.gene.affrc.go.jp/plant/pdf/report/parts/2004_1-11.pdf
 新田美由紀・田中大介・白田和人
(農業生物資源研究所・ジーンバンク   植探報Vol 21,105~113、2005)

(概略)
宮島ではニホンジカが近年,密に繁殖して、植生の破壊が深刻である。
今年はシカがこれまで食べなかったトラノヲジソ、シソ野生型やシダまで食べ始めた。
宮島のトラノオジソ、シソ野生型は精油成分の主成分にペリラケトンをもつ。 ペリラケトンは、反芻動物にとって有害であるとされる。有害な植物を食べなくてはならないほど、今年はシカが飢餓に瀕していると思われる。
 


(当会の考え)
この調査は2004年に行われました。
宮島はシカの繁殖により、本来シカの食すべき植物がなくなり、シカが、自分のからだにとって有害な植物まで食べていることがわかります。
有害な植物を食していることも、健康状態が悪い一因かもしれません。いずれにせよ、宮島の自然にはシカの食料はなく、シカを山に帰すというのはありえない選択です。山に帰すことは宮島の植生の破壊に拍車をかけることでもあります。 それなのに、「山に帰すために市街地で餌をやるな」というのはあまりにも事実を無視した無責任な発言ではないでしょうか。
先のシカ対策協議会では「餌場となる草地の造成」・「避妊措置による頭数削減」が検討されました。どちらも、シカ問題を解決するために欠かせない施策ですが、このところ宮島で母シカ惨殺事件、モリによるシカ虐待事件が連続して起きていることや、給餌をめぐって人々の間に摩擦が生じていることから、廿日市市は一刻も早く、先ず「餌場となる草地の造成」に着手するべきです。
問題となっている市街地のシカを、給餌実施を含めて、適切に衛生的に管理することが急がれます。
有志のボランティアさんや住民の方達の、協力を得ながら、廿日市市は即刻、適切な給餌システムをつくり実行していただきたいと思います。
物騒な事件が連発した今、猶予はありません。


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